ゴルフ場のポーターはキャディバックを運ぶだけ?辛さや実態を大解剖!
ゴルフプレーを始める前に、自分のゴルフバックをきちんと運んでくれる職員。実はポーターと呼ばれているのをご存知ですか?お客様がスムーズにプレーできるようにただゴルフバックを運搬するだけでなく、細々した仕事も担当しているんです。
そこでこの記事ではポーターの仕事を細かくご紹介。ポーターになるために資格は必要なのか?どのような方法でなるのかなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフ場ポーターとは?
ゴルフ場のポーターとは、一体どんな役割を持っているのでしょうか?
キャディバック・ゴルフバックを運ぶ人
ポーターを一言で表せば「キャディバックやゴルフバックを運ぶ人」です。しかし、ゴルフバックをスムーズに運ぶのは簡単ではありません。
まず、お客様が車でいらした際に、車寄せからカートが用意されているマスター室近くまでキャディバック・ゴルフバックを運びます。そしてお客様をお出迎えし、帰りのバックの受け取りを行うのもポーターの仕事です。
ゴルフ場ポーターの主な仕事内容
ここでポーターの仕事をタイムラインに沿って見てみましょう。
一日の仕事の流れ
06:00
7時スタートの組のお客様は6時半に来場されているので、お客様より早く出勤し準備を行う必要があります。※ゴルフ場により出勤時間は異なります。
07:00〜10:00
ゴルフ場の車寄せでゴルフバック・キャディバックの積み下ろしを行います。
10:00〜11:00
休憩に入ります。
11:00〜14:00
今度はゴルフカートやゴルフバック置き場へゴルフバックを積み下ろします。
14:00〜(最終組の戻り時間に合わせ変動)
お客様の戻り時間に合わせて業務を終了し、退勤します。
ポーター業務の注意点
一番の注意点は、お客様の持ち物を正確に受け渡しすることです。お客様本人にご自身のゴルフクラブが全部あるかを確認してもらい、キャディが確認表にサインをもらいます。
しかし中には、自分のスコアが気になって、きちんと確認してくださらないお客様もいるため注意が必要です。そんな時にヘッドカバーの付け間違えや忘れ物がないかをきちんと確認しなければなりません。
その他の業務
上記の仕事の他に、ポーターは以下のような仕事も担当します。
ゴルフコースの目土作業
クラブハウスまわりの清掃
宅配便の管理
練習場でのボールの貸出・回収(球拾い)
乗用カートへのキャディバッグの積み込み
ゴルフ場ポーターの現状と未来
ゴルフ場を取り巻く環境ですが、コロナ禍を経て少しずつ変化しているようです。
コロナ禍でポーター不在のゴルフ場も
従来は、ポーターがいるゴルフ場は少なくありませんでした。しかしコロナ禍で接触機会を避けることが推奨されるようになってから、ポーターがゴルフバックを運搬するサービスを撤廃し、お客様がゴルフバックをご自身でカートに積み込む完全セルフプレーが増えるようになったのです。
ゴルフ場ポーターに必要なスキル
ゴルフ場のポーターになるのに、資格は必要なのでしょうか?
普通自動車免許
ゴルフ場は大抵、山の中にあります。つまり電車通勤ができないので、通勤手段として自動車が必須になります。
ゴルフの知識は必要なし
一方で、ゴルフに関する知識は必要ありません。というのも先の章で述べた通り、メイン業務はゴルフバックの運搬だからです。
シニア世代・主婦(主夫)フリーターも活躍中
細かい知識は必要ない分、幅広い年代がポーターとして活躍しています。主婦(主夫)はもちろん、フリーターが多いことも特徴です。中にはシニア世代が現役でゴルフバックを運搬しているゴルフ場もあります。
ゴルフ場ポーターに向いている人
ゴルフ場ポーターに資格は必要ありませんが、向いている人がいるのも事実です。
笑顔でお客様を迎えられる
気配りができる
一つずつ見ていきましょう。
笑顔でお客様を迎えられる
お客様はゴルフをプレーできる日を心待ちにしています。そんなお客様を笑顔でお迎えできる人はポーターに向いていると言えるでしょう。
細かい気配りができる
お客様にとってゴルフクラブは大切な道具です。中には高級なゴルフクラブもあるので、万が一傷を付けるようなことがあってはなりません。そこで、細かい気配りができる方が活躍できるのです。
ゴルフ場ポーターの給与(年収)
しかし気になるのが給与ですよね。そこでここでは雇用体系ごとに給与をご紹介します。
正社員の月給
正社員の場合月給は22万円から30万円と金額幅があります。年収は、284万円〜298万円程度です。このように、給与に差が生じるので。少しでも高い月給を提示しているゴルフ場を探すことを推奨します。ゴルフ関連の求人を効率よく探したい時はゴルフメドレーワークをぜひご利用ください。
契約社員の月給
契約社員の月給は18万円から30万円と、正社員同様に金額幅があるのが特徴です。しかし、正社員よりもやや給与が下がる傾向にあるので、どのような雇用形態を選択するかは慎重に選びましょう。
アルバイトの時給・日給
アルバイトの時給は1,100円程度。一般的なアルバイトの時給と同等程度と言えます。
ゴルフ場ポーターになるには?
この章ではゴルフ場ポーターになる方法をご紹介します。
応募方法
応募方法は、
各ゴルフクラブの募集に応募する
求人サイトを経由して応募する
の2つがあります。詳しく見てみましょう。
各ゴルフクラブの募集に応募する
ゴルフクラブでは自社のホームページ上でポーターの募集を行っている場合があります。そのページを経由して応募するのも手段の一つ。しかしゴルフ場はたくさんあるので、一つひとつチェックしていくのは非効率的と言えるでしょう。
求人サイトを経由して応募する
ポーターの仕事を効率よく探すには、求人サイトを利用するのがおすすめです。中でもゴルフメドレーワークは、ゴルフに関する求人に特化した求人サイトなので、時間をかけずにより良い条件のポーターの求人を探すことができます。
入社後の研修
入社後には、
サービス研修
OJT研修
の2つの研修が用意されている場合があります。なので、何も分からない状態で業務がスタートするということはありません。
ゴルフ場ポーターの辛さ
「ゴルフ場のポーターはゴルフバックを運ぶだけの簡単な仕事なのでは?」と思われがちですが、やはり大変な面があるのも事実です。
お客様のクラブや車を傷つけないように注意が必要
お客様がゴルフ場に到着して、初めて接するのがポーターです。ここで笑顔で出迎えなければ、ゴルフ場全体の評価低下に繋がりかねません。
さらにキャディバックも慎重に扱わなければなりません。というのもキャディバックの中には総額何十万から百万円を超えるクラブが入っていることも。お客様が大切にされているクラブを傷つけることは許されません。
また、車寄せからキャディバックを降ろす際に、お客様の自動車を傷つけないよう細心の注意を払う必要があります。
幅広い年代が活躍できるゴルフ場ポーターの仕事
ゴルフのポーターに必要なことは、お客様を笑顔でお迎えしようという気持ちと、キャディバックを丁寧に扱う気配りです。この2つがあれば、年齢を問わず活躍できるのがポーターという仕事の魅力だと言えるでしょう。
ゴルフ場ポーターの仕事をお探しならゴルフメドレーワークへ
ここまでポーターの仕事についてご紹介してきました。もし少しでもポーターの仕事に興味が湧いたら、ぜひゴルフメドレーをご利用ください。