ゴルフ場の調理師になるには?仕事はつらい?色々な疑問を細かく解説
ゴルフ場を訪れるお客様の中には、レストランでの食事を楽しみしている方も少なくありません。
お客様の期待に応えるための調理師になるには一体どんな資格やスキルが必要なのでしょうか。また調理以外にどんな業務を担当するのかも気になる所ではないでしょうか。
そこでこの記事ではゴルフ場の調理師の仕事内容や必要なスキルについてご紹介します。また業務の辛い面についてもご紹介するので、参考にしてみてください。
ゴルフ場の調理師とは?
ゴルフ場の調理師は、他の調理の仕事と一体どんなところが異なるのかをご紹介します。
ゴルフ場の「もう一つの顔」であるレストランを支える仕事
ゴルフ場の中には、レストランを売りにしているゴルフ場も少なくありません。言わば「ゴルフ場のもう一つの顔」とも言えるのが、ゴルフ場のレストランなのです。
ゴルフ場の調理師の主な仕事
ゴルフ場の調理師の主な業務はレストランでのモーニングまたはランチの提供です。特にランチタイムが忙しさのピークなので、調理場は慌ただしくなります。しかし、ランチタイムが過ぎれば客足も落ち着くので、余裕を持って業務に取り組めます。
まれにゴルフコンペの会食を準備する必要があるため、忙しくなる場合もあります。
それでは、時間帯ごとの仕事例をご紹介します。
出勤時
まずはモーニングを召し上がるお客様へパンや定食を提供します。
07:00〜08:00
朝食の調理と盛り付けを行います。
08:00〜10:00
繁忙期であるランチタイムに備えて準備をします。
早くスタートしたお客様は、9時過ぎには戻る場合もあるのでお客様に合わせて昼食を提供します。
10:00〜14:00
客席がいっぱいになるランチタイムを迎えます。厨房内では明確な担当は決まっていないので、注文が来た順番から調理師が調理を担当します。
14:00〜14:30
ランチタイムが落ち着いたら、休憩を取りつつランチの片付けを開始します。
14:30〜15:20
翌日の調理の仕込みを行います。
15:30〜
退勤です。
ゴルフ場の調理師の現状と未来
ゴルフ場にとってアピールポイントになるレストランの調理師ですが、IT化が進んだことにより、以前と比べ状況は変わっているようです。
配膳ロボットの導入
最近では、無人の配膳ロボットを導入するゴルフ場が増えています。それまでフロアスタッフに任せていた配膳をロボットが代わりに行えるようになるため、料理提供の時間の短縮にも貢献しています。
ゴルフ場の調理師に必要なスキル
ゴルフ場の調理師になるためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか。
通勤のために普通自動車免許が必要な場合も
そもそもゴルフ場は自然の中にあることが多いので、通勤のために普通自動車免許が必要になります。
調理師免許があれば良い条件の職場で働ける
さらにゴルフ場の調理師募集の中では、調理師免許を持っている方は優遇されます。そして経験やスキルに応じて基本給が上がる職場が多いです。
少しでも良い待遇を見つけるために、あらかじめ資格を取得することをおすすめします。
学歴不問・第二新卒歓迎の場所もアリ
「やっぱり調理経験がない自分は無理なの?」と心配になった方も、ご安心ください。中には学歴不問で第二新卒歓迎で未経験から就業できるゴルフ場もあります。
ゴルフ場の調理師の給与(年収)
未経験からでも挑戦できるゴルフ場の調理師ですが、給与は一体どのくらいなのでしょうか。
正社員
正社員で雇用された場合は、月給18〜30万円と金額幅が大きい求人が目立ちます。これは先ほど述べた調理師免許や調理経験の有無によって異なるからです。
ただし、料理長に昇格した場合は月給と賞与が支給されて年収500万円になる場合もあります。
アルバイト
アルバイトの場合は時給1,200〜1,500円程度。一般的なアルバイトの時給の相場とあまり変わりません。
ゴルフ場の調理師になるには?
ゴルフ場の調理師になるためには、一体どうすれば良いでしょうか?
個々のゴルフ場の募集に応募
主な方法は個々のゴルフ場の募集に応募することです。しかし、数多くあるゴルフ場の求人を探すのはなかなか大変。そこでゴルフ場の調理師に興味があれば、ゴルフメドレーのようなゴルフ求人専門サイトで探すのがおすすめです。
入社後はOJT研修あり
入社して最初の1ヶ月はOJT研修として調理補助を担当します。最初から複雑な調理はしません。それよりも先輩の作業を手伝いながら、厨房内の流れやお客様の様子を知ってもらう期間だと言えます。
そして少しずつ提供できる料理を増やしていき、半年後には一通り調理ができるようになるそうです。
ゴルフ場の調理師として働くメリット
他のレストランには無い、ゴルフ場の調理師ならではのメリットがあります。
ピーク時以外は比較的落ち着いて仕事ができる
残業が少ない
ゴルフ好きを活かせる
一つずつ見ていきましょう。
ピーク時以外は比較的落ち着いて仕事ができる
先ほど述べた通り、ゴルフ場のレストランはランチタイムが忙しさのピークです。しかしピークを過ぎてしまえば、ゆったりとしたカフェタイムになります。
そしてゴルフ場のレストランは通常のレストランと異なりディナータイムがない分、比較的落ち着いて仕事ができるのがメリットです。
残業が少ない
ゴルフ場のレストランはピークになる時間が決まっています。一方で通常のレストランは混雑状況が日によって異なるため、その分残業になってしまうことは少ないです。その面では、ゴルフ場のレストランはコンペの会食が入る以外はほとんど残業はありません。
ゴルフ好きを活かせる
当然ですが、ゴルフ場のレストランに来店される方は、どなたも「ゴルフ好き」です。なので「ゴルフ好き」という共通点がある分、お客様ともすぐに打ち解けることができます。
ゴルフの話をしながらお客様に顔を覚えてもらえることもあるそうです。常連さんができれば、仕事に対するやりがいも高まることでしょう。
ゴルフ場の調理師として働く辛さ
ゴルフ場の調理師はメリットも多い一方で、辛い面があるのも事実です。
ピークタイムは大変
天候によって休みになる
一つずつ見ていきましょう。
ピークタイムは大変
ランチ時のピークタイムの喧騒は想像以上です。店内は満席で、オペレーションは混雑し、バックヤードでは指示が飛び交います。働き始めは心身ともに疲れてしまうそうです。
そこでこの喧騒を乗り越えるコツは、5分だけ早く出勤すること。少し早く出勤するだけでも、状況が掴めるので心に余裕を持って業務に取り組めます。
天候によって休みになる
ゴルフ場は大雨や雪、あるいは台風でゴルフ場が営業できなくなることがあります。前もって休みと分かればまだ良いですが、当日になって「今日はゴルフ場はクローズです」と言われてしまうことも多いそうです。
正社員の場合は収入が安定しているので心配ありませんが、アルバイトの場合出勤しなくていい日が発生してしまうので給与も不安定です。
「ゴルフ好き」を活かすなら、ゴルフ場の調理師がオススメ
あなたがもし、ゴルフが好きで調理の仕事に興味があるのなら、ゴルフ場の調理師に向いています。先ほど述べた通り、ゴルフという共通の話題を通してお客様と打ち解ける瞬間は格別です。そんなお客様に美味しい料理を提供することで満足した時間を作り出す仕事は特別な仕事と言えるでしょう。
ゴルフ場の調理師の仕事を探すならゴルフメドレーワークへ
ここまで、ゴルフ場の調理師の仕事についてご紹介しました。少しでも興味が湧いたら、ぜひゴルフメドレーワークを使って、どんな求人があるか探してみてください。